前回の日本航空の株式投資失敗話の続きです。これも大きな損失を出した株式投資の話です。タイトル通り、「東京電力」です。
世間の皆さんもご存知のように、東日本大震災で、福島第1原発で大きな事故を起こしてしまった企業です。大きな事故を起こしましたが、今でも日本有数の巨大な企業であることは間違いがありません。
東京電力に投資した理由について
私が東京電力の株式を購入したのは、事故が起きるはるか前です。よって、今の状況など当然予測しておらず、絶対倒産する恐れがない企業と考えて投資しました。
東京電力の株価は現在300~500円位をうろうろしていますが、私が購入した当時は3,000円以上はありました。景気が良い時は4,000円を超えており、タイミングを計って1株2,950円で購入した時は、かなり割安で購入できたと思ったものです。
また配当金も大体2%前後はあり、電力株(しかも東京!)でなくてはならないインフラを供給する企業であるため、完全にバイ&ホールドする気でいました。この先東京の人口は増え続ける為、電力需要は安定するであろうという考えも持って投資したのですが…。
原発事故とその後
そのような中で起こった事故です。さすがにこれだけの事故が起こって、会社がの経営が傾いたのは、想定外でした。日本航空と同じように、みるみるうちに株価下落し、現在に至っています。
これは自分自身の反省ですが、大きな下落に対して、やや思考停止に陥り、損切りできなかったのが、今でも悔やまれるところです。今まで小さい損失に対しては、冷静に判断して損切りできましたが、日本航空と東京電力については損切りできませんでした。
結局、東京電力については300万円以上の含み損を抱えたまま、今も株式を所持しています。恐らく購入した値段まで価格は戻ることはないでしょう。
日本航空と合わせて500万円以上の損失…かなり大きいですね。ただ投資において、「絶対大丈夫」という事はないという、良い教訓になりました。高い授業料ですが。
この2つの失敗以降、私の投資スタイルは少し変わりました。それについては、また追って紹介しようかと思います。